サンタクロースのモデル、聖ニコラウス
サンタクロースのモデルとされるのは、4世紀ごろ、小アジアのミラ(現在のトルコ南部)で司教を務めた聖ニコラウスです。貧しい人や子どもたちを助けた人物として語り継がれ、命日とされる12月6日は「聖ニコラウスの日」として、今もヨーロッパ各地で祝われています。
オランダでは聖ニコラウスを「シンタクラース」と呼びます。この呼び名がオランダ系の移民とともにアメリカへ渡り、やがて「サンタクロース」になったといわれています。
暖炉の靴下に落ちた金貨
ある町に、3人の娘をもつ貧しい父親がいました。嫁入りの支度をするお金がなく、娘たちを身売りに出すしかないと思い悩んでいました。
それを知ったニコラウスは、真夜中にその家を訪れ、窓(煙突からという話もあります)から金貨を投げ入れました。金貨は、暖炉のそばに干してあった靴下の中にすっぽりと入りました。翌朝、金貨を見つけた家族は大喜びし、長女は無事に嫁ぐことができました。ニコラウスは次女、三女のときにも同じように金貨を届け、3人とも幸せな結婚ができたと伝えられています。
「靴下をつるして待つ」クリスマスへ
この伝説から、聖ニコラウスの日の前の晩に靴や靴下を用意して、贈り物を待つ習慣が広まったといわれています。
19世紀のアメリカで広く読まれた詩『聖ニコラウスの訪問(A Visit from St. Nicholas)』には、こんな一節があります。
The stockings were hung by the chimney with care,
In hopes that St. Nicholas soon would be there.
靴下は暖炉のそばにていねいにつるされた。聖ニコラウスがもうすぐ来てくれると願って。
靴下メーカーから、ひとこと
サンタクロースのお話をたどると、靴下は「大切な贈り物を受け取るもの」でした。今年のクリスマスは、はき心地にこだわった靴下そのものを贈り物にしてみてはいかがでしょうか。大阪の靴下メーカーの商品は、組合員企業一覧からご覧いただけます。