About socks No.06

素材で選ぶ、靴下の話

綿・ウール・シルク・麻と、化学繊維の特徴

同じように見える靴下でも、使われている素材によって、はき心地や暖かさ、丈夫さが大きく変わります。靴下によく使われる素材の特徴と、選び方のコツをまとめました。

綿花、羊毛、絹のまゆ、麻の花を描いたイラスト

主な素材と特徴

素材特徴向いている季節・場面
綿(コットン)汗をよく吸い、風通しがよく、肌ざわりがやさしい一年中。普段使いに
麻(リネン)汗をよく吸い、乾きが早い。さらっとしている春夏。暑い日やムレが気になるときに
ウール暖かさを保つ力が高く、厚手でふっくらしたものが多い秋冬。冷えが気になるときに
シルク(絹)なめらかで上品な光沢がある。繊細なので扱いに注意特別な日や、肌へのやさしさを重視するときに
アクリル色がきれいに出て、ふんわり軽い。しわになりにくい色柄を楽しみたいときに
ポリエステル丈夫で乾きが早く、くり返し洗っても傷みにくいスポーツや、たくさん洗う靴下に
ナイロンよく伸びて丈夫。薄く仕上げられるストッキングやタイツ、薄手の靴下に
ポリウレタンゴムのように伸び縮みする。少量混ぜてフィット感を出す多くの靴下に、ずり落ち防止として

靴下の多くは「混ぜて」作られている

実際の靴下は、1つの素材だけで作られていることはあまりありません。たとえば「綿80%・ナイロン15%・ポリウレタン5%」のように、肌ざわりのよい天然素材に、丈夫さを出す化学繊維や、伸び縮みするポリウレタンを組み合わせて、はき心地と長持ちを両立させています。

素材の割合は、靴下の台紙やタグにある「組成表示」で確かめられます。選ぶときにひと目見てみると、その靴下の性格がわかります。

季節に合わせた選び方

夏は、汗を吸って乾きやすい麻や綿が多いものを選ぶと、ムレにくく快適です。冬は、ウールが入ったものや厚手のものを選ぶと、足元の冷えをやわらげてくれます。

ウールやシルクの靴下は、洗い方にも少し気をつけると長持ちします。くわしくは「靴下を長持ちさせる、洗い方と干し方」をご覧ください。